つまちゃんとの笑笑日記

ベトナム妻との結婚生活

発見!先生の秘密(前)

思春期に刺激が強すぎた理科のU先生

ピカピカの一年生!(中学校だけど)

担任は理科のU先生。メガネをかけていて少しシャイな感じでいつも赤ら顔だった。

どこかの方言なのか少し訛りがあって早口なので時々なに言ってるのかわからないこともあったが、そこがまた親しみやすくてそこそこ人気もあった(ような気がする)。

ある日、ひとりの男子生徒が持ってきたちょっとエッチな漫画が先生に見つかって没収されてしまった。放課後に先生に用事があったので友達と一緒に先生がいる理科室へ行くと、そこで先生が没収した漫画を読んでいた!思わず友達と二人で『先生読んでる〜エッチじゃん!』と大きめの声ではしゃぎながら近づくと先生は『なぁにがエッチだこんなもの、先生が持ってる本なんかもっとエッチだぞ!』と言うので予想していない返しに友達と二人で固まってしまったことを覚えている笑。しかしそこはスーパー思春期真っ盛りの二人は、すかさず先生に質問した『もっとエッチってどのくらいですか?』この質問に先生もすかさず『比べものにならないくらいエッチだよ、大人が見るんだからね』ドキドキした。思春期の二人は自分達が想像もできないほどの知らない世界にドキドキしてまた固まっていた。するとさらに先生は赤ら顔をニヤつかせて『今度、先生の家に来たら見せてあげるよ。たくさんあるから』と約束してくれて、もうそれだけで鼻血が出そうだった。その日の帰り道は友達と、なぜか湧き出る罪悪感と未知の世界への期待感とが混ざった複雑な気持ちで、色々と二人で妄想しながらモンモンとした気持ちで帰ったのを覚えている。

またある日、友達と二人で先生に呼ばれたので理科室へ行くと先生が『お前たち化石に興味あるか?』と聞いてきた。どうやら近くに化石が採掘できる場所があるらしい。『おーーー!』と興奮して二人は声を揃えて『行きたいです!』と答えた。早速、その日の帰りから二人は探検隊と称して公園の草むらや藪が生い茂る中を敢えて進んでみたり、土地開発途中のために土や土砂が山となっているところを登ったりして、謎の訓練を行なって当日までワクワクしていた。

当日になって先生との待ち合わせ場所に自転車で向かうと、なんと先生も自転車で来ていたではないか。いつも学校までは車で来ているのに、だ。先生も自転車で出かけたかったらしい、子供みたいだ笑。そして先生を先頭に3人の自転車探検隊は出発した。先生は景色がいいと目を輝かせながら立ち漕ぎをして、下りの坂道では両足を大きく開いて『ひゃっほー♪』とはしゃいでいた。まるで子供だ、自転車で出かけたい気持ちが分かった気がした。長い上り坂を終えてやっと探検場所に辿り着いた。山肌が顕になっていていくつもの地層がはっきりしていたり、大きな崖があったり、その崖の中から大きな岩が顔を出していて今にも倒れそうな細い木がそれを支えていたり、とにかく危険な場所であることは子供ながら感じた。友達が『なんか危ないし怖いね』と呟いた。同じ気持ちだったことにホッとした。先生は『冒険に危険はつきものだ』とずんずん進んで行き、慌てて二人のビビり隊員もついて行く。歩きながら先生は山の断面を指さして地層について色々と教えてくれるのを聞いていると太古の浪漫に感じたが、実はそんなに大昔ではなかった笑。自分で大袈裟に気分を盛り上げてウキウキしていた。やっと先生は立ち止まるとそこは足場の悪い採掘場だった。足元は崖を叩き割ったものをさらに小さく割った石コロが足場となっており歩きにくいし、歩くと足が埋もれて靴の中に石が毎回のように入ってきてこれが地味に痛い。歩かなくても崖を叩き割る度に足が埋もれていく、地獄だ。先生はガンガンと足で地面を踏んで足元を固め、それから崖を叩きながら『こうしたらいいよぉ〜』と教えてくれた。『はい、隊長!』すっかり探検隊になった3人は夢中で叩き始めた。すぐに先生、いや隊長が『ほら、これ見てごらん』と手の上に乗せた石を見せてきた。二人の隊員はワクワクしながら駆け寄ってその石を見た。割れた石の中に小さな丸い形をしたものがいくつかあった、大きさはバラバラでも綺麗な丸い形をしていた。『これはね、火山灰が熱いうちに丸く固まったものの化石だよ』と教えてくれた。予想していたものとの乖離に二人は『ふ〜ん』と答えるだけだった。自慢げな隊長の顔を見ながら二人は元の場所に戻る、途中で石が靴に入って痛いのを我慢しながらよちよち歩く友達の姿が面白くてたまらなかった。

 

驚きの妊娠告知と旅行計画

えっ!!!!!!!!?

 

つまちゃんが突然、『はいっ』て何かを差し出してきた。

受け取ったものを見ると白い棒状のものに赤い線が2本入っていた。

二人でそれを見つめながら、えっ!!!!!!!!?

なんだか最近ちょっと体調が優れなくて生理も遅れてるし気になってたらしい。

二人の人生計画では来年以降を予定していたのでちゃんとしてた(何を?笑)つもりだったのでびっくり!と同時に自分の分身の強さにも驚いた(俺のってそんなに強かったんだ、、照)

てっきり年齢的にも何回も何回も頑張ってようやく授かるのかと思っていたけど、どうやら神様は逆に俺の年齢を考えてくれてフライング気味に授けてくれたらしい。

ん〜 フライングゲット!(古っ)

神様ありがとうございます、欲は言いませんが可愛い女の子にしてくださいと祈った。

 

そしてすぐにお互い両親へ報告した。うちの母親は泣いて喜んでくれた、結婚が決まったときも『これでもういつ死んでもいいわ』と泣いて喜んでくれたが今回は『これでもう思い残すことないわ』だった。いやいやせめて孫の顔を見てから言ってくれよ、そしてもっと長生きしたくなってくれ。対照的に、父親は相変わらず『よかったな』だった。就職が決まったとき、コロナ感染から復活したとき、米不足のなか何とか買えたときと全く同じテンションで。

 

つまちゃんの両親もかなり喜んでくれたようで良かった。

ちょっと前までは偽装結婚じゃないか?とお祖父さんに疑われたりしていたので、これで安心してくれたみたいでこっちもホッとした。

 

が、しかし!

 

4日後にはベトナム🇻🇳に帰省する予定でチケットとってあるけどいいのか?

妊婦は飛行機に乗れるのか?ベトナムで旅行もする予定だけど大丈夫なのか?

慌てて色々と調べていると、隣でつまちゃんが『、、、おえっ💦』

つわりスタートです😭